最近のニュースを賑わす2つの話題。
かたや政権交代で与党となった民主党のボス小沢一郎幹事長。
職員用住宅の土地購入時の、不明瞭な4億円もの巨額資金の流れ。
収支報告にも記載せず、敢えてごまかしと思われる銀行からの融資。
かつての秘書が3人も拘置されている事実。明日4日には拘置期限が
切れるそうだが。どうなることか。
「秘書に任せていたので、私は経理処理はまったく知らない」という。
かたや場所中に、一般人に暴力をふるって全治1ヶ月の重症を負わせた
という大相撲の横綱、朝青龍。
こちらも当初マネージャーが、「そういう事実はありません。殴られた
のは私です」と、ブログに掲載。
高砂親方の口からは本人に聞いたところ「酔っていて覚えていないが、
そんな事実はない」と言っているとの話だった。
ところが、被害者である相手が診断書を持って警察に相談した。
すると高砂親方は協会に「相手男性と示談が成立している」と言って
いたが、これもまだこの段階では成立ではなかったが、遅れて成立し、
協会に示談書を提出したとのこと。
しかし、そういう事実はないと言っていたのが、示談書があるという
不思議。暴力行為があったから示談書が成立するわけで暴力行為が
ないなら示談書は不要のはず。
先ほどのウェブニュース上では、麻布署にも求められ示談書を提出した
そうで、中身には「警察に届け出ない」という一項があるという。
まったく笑っちゃいますね。
いずれにせよ、親分?はそんな事実はない、秘書が勝手にやったこと。
またはマネージャーがやったことと仰るが、似てるなあこのパターン。
しかももっと笑うのが、朝青龍のマネージャーは、ブログ上に、殴られた
のは自分と書いたのは間違いで申し訳ないからマネーージャーを辞めます
だって。こっちにも幾分かのご苦労さん金が要ったのだろうなあ。
朝青龍は、今日の節分、神社での豆まきアルバイトがきっとパーに
なったろうから、1箇所100万円くらい、横綱はもっとというから、
しかも3箇所くらいは回るらしいので、4、500万円はもらい損ね、
示談金は推定2千万円らしいから、合わせて随分と損をしたことになる。
いつの時代も権力者が泥をかぶりそうになると、気の毒な弱者である
部下は、泥だか火の子だかをかぶりつまらない役回りを引き受けざるを
得ないのだ。
でも、泥でも火の子でもかぶって余りある尊敬の対象のボスなら
戦国時代の強い絆の武将の主従関係みたいで理解できる気もするが、
どうなんでしょうねえ。尊敬すべき点があるのでしょうか?
今回のこの二人。そんな価値があるでしょうか?皆さんいかが?