政権交代で、新しく鳩山首相体制がスタートした。
さっそく各大臣が始動。こんなに政治が身近で、分かり易かったことはない。
きっと、初めて選挙で投票に行ったという若い人たちにも、政治に関心の目が行ったことだろう。
新大臣が次々と、民主党が掲げたマニフェスト通りに仕事に着手。
中でも「消えた年金」で注目された長妻昭氏を、敵本山だった厚生労働省の大臣に据えた快挙。
本人からの意思表示があったという。
道路財源が問題になっていた国土交通省には、前原誠司氏。
外務大臣には岡田克也氏。総務大臣に原口一博氏。
引退するつもりだった藤井裕久氏に待ったをかけ、財務大臣にすることもやってのけた。77歳の知恵者が期待通り、辣腕をふるってくれることだろう。
その他、気持ちいいくらいの適材適所。徐々に期待できそうな気が盛り上がってきた。
スタート初日から、官僚主導の事務次官会議の廃止、消えた年金の徹底的洗い直し、天下り廃止、補正予算の一部凍結(ダム建設)、アニメの殿堂建設廃止。国の出先機関の廃止、生活保護家庭の母子加算手当て復活や後期高齢者医療費の廃止。
生活が苦しい人に、優しい手が行く政治をしてくれれば本当の先進国になれる。
自民党ではテコでも動かなかった制度が、こうも簡単にできるものなんだ。感動する。
それを提唱してきた野党時代には、資料集めも国が持っているから大変だったろうに、地道に調査、精査してきた事案だけにしっかりと着手することができる人たち。
気持ち新たにしっかり政治に取り組む民主党の仕事を、期待を持って、正しく見る目も緩めず見つめて行こう。
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