2009年8月31日月曜日

民主党圧勝

8月30日の衆議院議員選挙は、政権交代のキーワードが、大きく作用したのか民主党の308議席という圧倒的な勝利に終わった。兵庫県においては1議席を除き、民主党一色になった。

自民党の、事あるごとに「や~めたッ!!」とばかりに首相がコロコロ替わるわ、べらんめえ口調の麻生氏の余りにも無知な漢字の読み間違い、中川昭一大臣のイタリアでの酩酊インタビュー、鴻池祥肇氏のダブル不倫およびJRパス不正使用、そしてかつてないほどの失業率、北朝鮮のミサイル攻撃にも悠長な対応、文明国家と言えるのか生活保護受給者の急増、生活が苦しく充足感が得られない現状に国民の嫌気が噴出したのが、一気に政権交代を実現させた。

ここは一度、民主党にやらせてみたらいい。この勢いに乗って、不景気や閉塞感が払拭されるなら万々歳だ。

今回の選挙結果で驚くのは、本当に政界の重鎮と言われた人びとが、たくさん落選したことだ。
山崎拓氏や海部俊樹氏、綿貫民輔氏、太田昭宏氏、北側一雄氏、冬芝鉄三氏、大物ぞろいだ。
中でも長崎2区。初出馬で初当選の福田依里子さん、若い女性が実名公表し薬害肝炎訴訟で、国との裁判を自ら頑張ってきた彼女がその頑張りに白羽の矢を立てた民主党の要請を受け、自民党の久間章夫氏をおさえて当選したことはとくに印象深い。

彼女は「薬害や原爆症で苦しんでいる人の役に立ちたい」と言っている。頑張って欲しい。
声にならない本当に苦しんでいる人の声を、すくいあげて欲しい。

民主党と言えば、中田市長の辞任による横浜市長選も同時に行われ、元ダイエー会長の林文子氏が367万市民の大都市の女性市長となった。彼女の持ち前のバイタリティーで、中田氏と同様古い考えに縛られず、持ち前の実力とアイデアを発揮して、良い都市に仕上げていって欲しい。楽しみですね。

なんとなく納得しかねるのが、小選挙区では落選で比例選挙区で復活という結果。
町村信孝、伊吹文明、中川秀直、小池百合子の各氏。
一度落選なら比例選挙区の予防線張ってまでとどまるのって、潔くない気がするけど。おかしな制度。

これで、鳩山由紀夫首相が誕生する。なんだかスッキリはしないが、やってみて手腕を拝見いたしましょう。
国が良くなれば、国民は文句はないのですから。しっかりお願いしますよ。

1 件のコメント:

  1. だめなら、来年の参議院選で直ぐ、自民党へ票が移るでしょう

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