6月も半ば過ぎて、サラリーマンもノーネクタイのクールビズスタイルが定着
してきた。
連日、ニュースで見る麻生首相はじめ、国会議員のノーネクタイ姿もお馴染みに
なってきた。
ひと昔前に、羽田孜さん(はたつとむ 衆議院議員)が、省エネルックと称して
先頭切って、半袖シャツにループタイ、半袖ジャケットというスタイルで国会に
現れた映像は、冴えないダサダサ、ファッションで、その半袖ジャケットという
のが、なんだか中国の人民服? ベトナムの政治家? と思わせるような、
日本のビジネスシーンでは見かけない、とても違和感のあるいでたちだった。
確かにネクタイをとり、腕を開放した途端、当時の男性諸君はあまりの快適さに
心地良かったことだろう。
あれから何年もたって、省エネ=エコファッションのクールBZは、政治家の
みなさんもTV映りを気にかける様になり、もしかしてスタイリストがいたりして、
随分とスッキリしてきた。
紺のジャケットにシャツは白地に太いブルーのストライプ、襟元を少し開け、
見かけ上、失礼の無いスッキリスタイルという風なのだ。お洒落でいいじゃない。
この場合、大事なのはシャツの台襟の高さや開け具合。
台襟がピシッとしていないと襟がヘナチョコに開いてしまう。
そうなると、見た目がだらしなく見えてしまうのだ。
さすがに、高給とりの議員さん達はピシッと仕立てのいいシャツを着ている。
もちろん夏用のジャケットも薄くて軽い素材だからこそ、肩や背中、袖のラインが
まっすぐストンと下に落ちるものでなくては品が無い。これがポリエステルでは
そうはいかない。縫い目のラインが所々、プクプクふくれている感じなのだ。
やっぱり、カシミアのサマースーツ?私はよくは分からないが自然素材の高級品
なのでしょう。
その点女性はますます裸に近い格好で、惜しげなく足をほうりだして闊歩している。
キャミと称して、下着か上着かの区別も怪しくなっていたり、夏なのか冬なのかも
あいまいどころかいい加減自由自在のスタイルだ。
足はむき出しなのに首にはショールをぐるぐる巻き。いったいどうしたいの?
と聞きたいくらい。まあ、若い子は似合っていて、可愛けりゃ何でもいいけど。
男の人にとっては、素足にタンクトップ、ショートパンツ姿なんて羨ましい限り
でしょうネエ。
高温多湿の日本、
無理せず涼しい恰好で出勤できるようになって来たのはいいことに違いない。
0 件のコメント:
コメントを投稿