2009年6月16日火曜日

野菜の本

野菜が大好きです。
この時期、ハウスだけでなく太陽をいっぱい浴びた元気な露地物が多く出回っていて、おいしいですね。

本屋でぷらぷら歩いていたら、綺麗な装丁の「からだにおいしい 野菜の便利帳
板木 利隆 監修  高橋書店 ¥1,300(税別)という本に出会いました。

‘野菜をいくつもの視点から、広く流通している野菜の魅力と楽しみ方を紹介していきます’とあるように、葉を食べる、実を食べる、根を食べる、ほか 効能、レシピ、栄養、選び方、保存法等、美しい写真と共に分かりやすく説明してあり、お料理するのも楽しいだけでなく、図鑑としても楽しい本です。

その中で「ふ~ん、フムフム、そうだったのかー!!知らなかったー!!」ということが、よくあります。
母が生きていた頃は、そんなちょっとした知恵を、ごく何気なく普通に教えてもらっていたんだなあと改めてありがたいことだったんだと思います。


☆☆☆ ピーマンの切り方 ☆☆☆

ピーマンの切り方で、味が違うってみなさん知っていましたか?
なんと、縦に切ったピーマンのほうが横切りよりも独特の青臭さが立たないということ。

ピーマンは細胞が縦方向に並んでいるので、細胞を壊すように横に切ると青臭くなるということなのです。

そうか! 玉ねぎも縦と横では違うのと、おんなじ理屈だったのか。
ピーマンはどうしたってピーマンだと思って考えもしなかった。やっぱり、物を知って調理するのとしないのでは、差が出てきますね。
本を読むと(すぐ忘れてしまうことを除いて)賢くなりますネ。

☆☆☆ にんじんの効能 ☆☆☆

例えば、京人参(=金時人参)の赤い色はカロテンだと思っていましたが、リコピンなんですって。
その栄養素のカロテンは免疫力をアップして、皮膚や粘膜を強くし、心臓病、動脈硬化に効果がある。

野菜から得られる恵みは、 測り知れない、知るとお料理も意味が深くなりますね。

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