2009年11月5日木曜日

ヤンキース松井がMVP

アメリカ大リーグのワールドシリーズ。ヤンキースの松井秀の先制の本塁打を含む
6打点の大活躍により、フィリーズを破って9年ぶり27回目の優勝を勝ち取った。

メジャー7年目の松井の活躍は文句なく素晴らしく、前の2試合にも本塁打を打ち、
今日の観客席からは、試合中から「MVP」「MVP」という歓声が溢れたそうだ。

結果、期待通り日本人メジャーリーガーでは初めてのMVPに輝きトロフィ-を手にした。
心から拍手を贈りたい。

スポーツは、勝った時には持てはやされるが、そこへ行くまでの道のりは果てしなく
苦難の道だ。松井も左手首、両膝の手術を越えての受賞。本当によかった。

最近の世情的に、いい話が少ない中、スポーツで活躍する人たちにはいつも癒される。
そういう素晴らしい人たちのインタビューに、気が付いた共通するワードがあった。

イチロー、遼君、タイガー・ウッズ、藍ちゃん、真央ちゃん、北島君、そしてゴジラ松井。
他にも素晴らしい人たちがたくさんいるが、キーワードは、
「コツコツ地道に練習することが、そこに到達する唯一の道」というものだ。

どんなに素晴らしい才能と肉体も、日々鍛えて研究し進化させて継続するという
作業は、コツコツと積み重ねる練習以外にはないのだ。
当たり前のことなのに重くて説得力のある言葉。

「チームのためにはどんなにボテボテで格好悪くても、試合を決める1打ならいい」
という。松井らしい言葉。
「よかったねー、ありがとう、おめでとう!」

2009年10月16日金曜日

楽天・野村監督を横浜の監督に!!

球団創設以来5年目にして、初めてAクラス入り、しかもパ・リーグ、レギュラーシーズン第二位。

そしてパ・リーグのクライマックス・シリーズ第1ステージが、対ソフトバンクで、今日宮城で開幕。

先に、野村監督の来期契約継続をしないと発表した球団に対して、この勝利の結果に胸空く思いの人はご本人はじめ大勢いることだろう。

楽天ゴールデン・イーグルスは、いわゆる堀江モン騒動、日本放送、フジテレビ乗っ取り騒動、TBSのプロ野球参入騒動やら世間が大騒ぎしたあと、隙間に名乗りを挙げたIT長者の三木谷浩史・楽天市場創業者によって、大した戦力も持たない平均年齢の高い選手の集まりながら、どうやら新規チームとしてスタートし、1リーグ制も免れた経緯がある。

楽天ファンは、東北で始めてのプロ野球球団とういうことで、小さな子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで球場に足を運び、最下位であろうと無かろうと、おらが国の球団とどこよりも熱い声援を送ってきた。
なにより、野村監督就任以来あのボヤキ記者会見が名物になり、ファンがドンドン増えていった。

最強でなくても、チームに魅力があれば人気は出るのだ。
マー君、岩隈の魅力もしかりながら、野村さんなくてはありえない。その魅力は大きい。
大御所野村を本人が辞めると言うまで生涯現役で監督させるくらいの度量は欲しかったなあ。三木谷さん!

そこで、リーグ第二位獲得は快挙というか意地が開花だ。

で~、本人はきっと名誉監督なんてクソ喰らえっ!!って、もう腹据えていて楽天には絶対残らないと思うし、つらつらフジとTBSのことから思うに、

横浜の来期監督に是非野村克也さんを据えてください。

それが一番面白い。低迷しているチームこそ、克っちゃんを必要としているし、新たなファンや観客がドッと増えると思う。みなさん、いかが?

いっそのこと、CSに勝って日本シリーズまで行くといいね。応援します。

2009年10月2日金曜日

仏教では

生きることは、苦である。

仏教では理性をなにより尊ぶ。

理性がなくなると、感情に支配されバランスが壊れる。

人は、生きる苦しみから逃れるため、喜怒哀楽を追い求める。

生きている間中、苦しみから逃れることは出来ない。

喜怒哀楽によって喜びは生まれない。しかし人は努力し、成長する。

苦しみを消すためには、苦しみに立ち向かわなければならない。

論理的に物事を考え、自分の感情に支配されずに理性を働かせる。

理性によって、喜びが得られる。

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とてもむずかしいが、
すぐ怒ったり泣いたりすることからは、理性が消えて正しい判断や喜びは得られないということ。
普遍的な喜びというものは、理性からしか生まれないということ。


仏陀の教えは、単純にして明快なのに、なぜこんなに行いがたくむずかしいものなのか。
まだまだ、読み解くには時間がかかりそう。

2009年9月28日月曜日

ゴミを拾いながら登校

丸刈り頭にTシャツ、短パン、気楽な格好のガタイのいいひとりの若者。道端のポイ捨て煙草の吸殻をヒョイヒョイと拾って、レジ袋に取込む。「えー! 何?」と、一瞬危ぶむ私。今朝の出勤路のこと。

どうやら彼は登校の道すがら、ポイ捨てゴミを拾いながら歩いている大学生らしい。
「ひえ~、すごい! 出来ないことよね~、ありがとうネ」

一瞬、ホームレスの人が吸殻を拾ってるあれかと思ってしまったけど、違った、ごめんなさい。

考えてみると、この通学路はもう17,8年?も前から、関学の中学生が何ヶ月かに1回、駅からゴミ袋を持って、ゴミを回収しながら登校するという風景をよく目にした。
川原に捨てられた空き缶まで回収しているのも見た。

ここは文教地区で学校の数も多い。ポイ捨てするのも学生が多いが、主に大学生のほうがマナーが悪い。
飲み干した缶を、よその家の生垣に挿して行ったり、ブロック塀に立てかけて行ったりは日常茶飯だ。

それを中学生が拾って登校している。
マスタリー フォー サービス さすが関学は、いい教育をしているなと感心していた。

今朝の若者はアメフト選手のような身体をしていたが、その中学生だった子で、今は大学生になったアメフト選手かもしれないななんて勝手に想像してしまいました。
でも、おかげさまで心にジーンと滲みるものがありました。

2009年9月18日金曜日

与党民主党スタート

政権交代で、新しく鳩山首相体制がスタートした。

さっそく各大臣が始動。こんなに政治が身近で、分かり易かったことはない。
きっと、初めて選挙で投票に行ったという若い人たちにも、政治に関心の目が行ったことだろう。

新大臣が次々と、民主党が掲げたマニフェスト通りに仕事に着手。

中でも「消えた年金」で注目された長妻昭氏を、敵本山だった厚生労働省の大臣に据えた快挙。
本人からの意思表示があったという。

道路財源が問題になっていた国土交通省には、前原誠司氏。
外務大臣には岡田克也氏。総務大臣に原口一博氏。
引退するつもりだった藤井裕久氏に待ったをかけ、財務大臣にすることもやってのけた。77歳の知恵者が期待通り、辣腕をふるってくれることだろう。


その他、気持ちいいくらいの適材適所。徐々に期待できそうな気が盛り上がってきた。

スタート初日から、官僚主導の事務次官会議の廃止、消えた年金の徹底的洗い直し、天下り廃止、補正予算の一部凍結(ダム建設)、アニメの殿堂建設廃止。国の出先機関の廃止、生活保護家庭の母子加算手当て復活や後期高齢者医療費の廃止。

生活が苦しい人に、優しい手が行く政治をしてくれれば本当の先進国になれる。

自民党ではテコでも動かなかった制度が、こうも簡単にできるものなんだ。感動する。

それを提唱してきた野党時代には、資料集めも国が持っているから大変だったろうに、地道に調査、精査してきた事案だけにしっかりと着手することができる人たち。

気持ち新たにしっかり政治に取り組む民主党の仕事を、期待を持って、正しく見る目も緩めず見つめて行こう。 

2009年9月8日火曜日

終の住処(ついのすみか)

第141回芥川賞受賞作品:磯崎憲一郎 著

この作品が、今回の受賞と聞いたときから読みたいとう衝動にかられ、楽しみに手にして読んだ。
なんだか読んでいる間中、腑に落ちない違和感で、気持ち悪い感覚につきまとわれた。

純文学と謳っていながら、遠藤周作のような品格も読後の余韻も感じさせない不可解な不思議さだ。

ごく普通の線の細い目立たないサラリーマンが、恋愛と言えるほどの付き合いもなく結婚し、愛情もお互い感じあうことなく夫婦という単位になり、子どもを成しながら11年間も口をきかなくなったりという背中が寒いような、冷たいコンクリートの箱の中のような小説だ。

読み終えても、虚無感だけが際立つ作品で、まったく理解ができない。
これが受賞作? 読者はみな、分かって面白いと思っているのかすごく疑問?

よく売れていると聞く。なんだか評論で褒めている人もいる。
私のように受賞作なので読みたいと思って買った結果、がっかりしている人も多いのではないかな。
言わばオカルト映画を観たあとと、同じ感覚なのだ。

この作品を受賞させるというのは、どういうこと? どこが優れているの?
ほかにいいのが無かったの? だったら該当無しでいいのにと、どんどん疑問が湧いてくる。

ただ、最近普通に電車に乗っていても、この読後の感触と同じ空気を感じる光景がままある。
どこか薄ら寒い印象を受けるフツーの人々の「傍若無人」の我さえよけりゃの行為。
見てみぬ振りをさせられる言い表し難い、違和感や絶望感。

ということは、現代社会のフツーの人々には合っていて、違和感の無い作品???

磯崎氏のほかの作品を読んでみないと、作者の意図もよく分からない。

そうか、映画にもなった「蛇にピアス」という同じように芥川賞受賞作品もあったなあ。
映画なんざー絶対見たくない。 おぞましい。

文学は例え100年経っても、後世の人が読んでも崇高とまでは行かなくとも、心に人生の示唆を与えるような作品が望ましいと思うのだけど、時代の趨勢なのかなあ。 
疑問が尽きない受賞作でした。

2009年9月7日月曜日

イチローはすごい!

マリナーズのイチロー(35)が、大記録を達成した。
6日のアスレチック戦、1回の第1打席で2塁打を放ち、大リーグ通算2000安打を達成した。
史上259人目。9年連続200安打も目前のあと5本だ。今週中には、達成するだろう。
 
イチローがスゴイのはこの4月にも、張本勲(東映)が持っていた最多安打数記録3085本を、日米通算で
上回り、通算3278安打となった。

どうみても屈強な体躯には見えない。むしろ華奢な感じすらする。
それが、リーグトップの打率で、右に左にといとも簡単にヒットを放っているように見える。
そこがスゴイ。

言ってることも、ときどき彼じゃなかったら、傲慢で鼻持ちなら無いこともあるが、実力に勝るものはないので聞く側を、納得させてしまう。

真摯に自己分析し、たゆまぬ努力と自己管理が皆を納得させるのだろう。
サッカーの中田と通じるものがある。

これからも地球の裏側の日本のファンは、イチローの活躍と記録から目が離せない。
おめでとうイチロー、更なる活躍を期待してます。

ゴルフの石川遼君
こちらも目が離せない。いや目を見張る活躍だ。
6日のフジサンケイ・クラシックで、今季3勝目の優勝で、通算5勝。賞金ランクもトップに躍り出た。

ほんの2年前には「はにかみ王子」なんて言われていたのにね。
今では、はにかみどころか17歳にしてあのインタビュー時の、謙虚な発言と冷静な自己分析、次への課題や闘志、すべて隙のないしっかりとしたコメント。こんな17歳がいることが素晴らしい。

さわやかな秋の初めに、スポーツは気持ちのいい話題を運んでくれた。