中高年になってから、カロリー控えめの食事を続けていると、癌にかかるリスクが極端に減ると動物実験で証明されたそうだ。癌にかかる要因は、ストレスや生活習慣等いろいろあるが、昔の人が「腹八分め」と言っていたのは正しい。
聖路加国際病院理事長の日野原重明さんは、今年の秋には98歳になる。今も現役で病院にももちろん出ておられるが、ほかに執筆も講演もインタビューもと、実に多忙に元気にこなしていらっしゃる。素晴らしい。
以前、そのコツは「人を愛し、あいされること」「新しいことをはじめること」「耐えること」と聞いた。
日野原さんは、生きて行く上で、よい習慣を持つことが大切だと言う。
下記の15ヶ条だ。
健康で人生を満喫するためのよい習慣
1.愛することを心の習慣にする
2.「よくなろう」という気持ちをもつ
3.新しいことにチャレンジする
4.集中力を鍛える
5.目標となる人に学ぶ
6.人の気持ちを感じる
7.出会いを大切にする
8.腹八分目より少なく食べる
9.食事に神経質になり過ぎない
10.なるべく歩く
11.大勢でスポーツを楽しむ
12.楽しみを見出す
13.ストレスを調節する
14.責任を自分の中に求める
15.やみくもに習慣にとらわれない
と言われてみると、何でもないことなのに幾つ実行出来ているかといえば、とても心もとない限りです。
日野原さんは、日本は今や世界一の長寿国で女性は第一位(22年連続)、男性は第二位(WHO:2006年度調べ)誰もが80歳以上生きる時代です。しかし、80歳以上の8割が寝たきりです。それでは、長生きの意味がありません。
両親からもらった遺伝子は2万2千、生きている間に使われるのは1割ぐらいでしかないと言われています。病気をひきおこす遺伝子は眠らせたまで、生きて行くことが出来るのです。
生き方によって変えることができるのです。そこで、このよい習慣を身につけることなのです。
日野原さんは、1日、1300キロカロリー (65歳以上は、控えめに)
朝:牛乳、オリーブオイル
昼:抜き
夜:固形食はちょっとにする
のだそうです。(私もその年なら、お昼抜きでもいいケド...今は...無理デス)
また、同じようなことを言っていて興味深いのが、
以前テレビでも話題になっていた癌は告知して、頑張り過ぎない生き方をするという
鎌田實医師、著書に:『がんばらない』 鎌田 實 集英社 ¥560 がある。
この先生が提唱しているのは、下記の7ヶ条
1.食生活の配慮
2.水分(お茶)をとる
3.規則正しい生活(軽い運動)
4.タバコを吸わない
5.ストレスをためない
6.自立心を持つ
7.頑張り過ぎない
どうですか?
2人の提唱することには共通点が多い。
そして気づくのが、昔から日本人が実践していた生活、みな素朴なことばかり。
また、夏休み前の教室で、教師と生徒の間で交わされるお約束ごとみたいですよね。
この当たり前が、できそうでできない。
心して、近づくよう努力しよう。
最近、物忘れも早いから...すぐ忘れそう...ですが。
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