普段何気なく使っている言葉が、正しく使えているかと言うと、とてもじゃないがそうとは言いきれない。
日本人でありながら、母国語なのに...です。
ふと、おざなりとなおざりが、分からなくなりました。
けんけん ごうごうと、かんかん がくがく。むずかしい!
中一の担任が国語の先生で、最初の日に中学生になった感想文を書かされました。
参観日にやってきた母がとてもいい文でしたよとほめられたそうです。
ただし「おろそかに出来ない」というところを「おごそかに出来ない」と書いていたと注意されたのが、ほめられたことより傷つき、未だに忘れられない私です。当時の私には、むずかしかったんだ。
なんだか話は、コロっと変わりますが、
介護職の人員不足が問題化し、海外から人材を集めその不足を補おうという試みが導入され、インドネシアの人たちが、医療の介護という大変重労働で低賃金の仕事に取り組み、その上もっと大変な、まったく未知の日本語を勉強するという。話すだけでなく、書くということも覚えなければならない。肉親と離れ、生活習慣も違うし、介護老人の中には痴呆症(認知症)の人も多い。その人たちの要求することも理解しなければならない。思うだけでおそろしく大変なことだ。
そんな血の出るような努力を重ねて国家試験を受け、資格取得を目指す彼らには頭が下がる。是非、受かって立派な介護士になって欲しい。日本の政府の行き当たりばったりとも思える策に将来に亘って彼らをフォローしていける体制がとられるのか?
むずかしいことは解らないし不安要素は払拭できないが、老人をいたわり、働き者で、やさしい国民性という彼ら。それって、戦前の日本のようだ。
そして、将来私が要介護で入院の際には、縁あらばその方たちに面倒をみてもらいたいなア。ボケていても、イヤ、ボケたらばこそ優しくされたいのです。
なぜなら、きまじめでA型な人間はボケやすいとか言われている。
まさに私はそれなので、わけ分からん点滴を勝手に注入されたり、生つめを2、3枚引き剥がされたり、ボケて言うこと聞かないからと殴られたり、おしめを替えられずに放置されたり、暴言をはかれたりしそうで、本心...怖いからだ。
かつて母の長い入院生活で、病院を転々とさせられ、毎日会社帰りに行くたびに、色んな病院でいろんな人たちを見てきた。介護する側もされる側もその家族も。
似たような怖いことは程度は違え、いっぱいあったし、もちろん病院により、担当看護師により違うのだが、家族が頻繁に来ない病人はなおざり{ ここで、出てきた なおざり いったい合っているのでしょうか? }にされる傾向だ。点滴を間違えられそうなことも何回かあった。
オ~、コワッ!!ヒステリックな医者やタカビーな医者にも、オージョーシマッセ!! キーツカイマッセ、人質?を預けてる身には!!
優秀な看護師(または医者)とそうでない?人との差はテラ大きい。ベテランだからと看護師として優れているかというと一概には言えない。重労働な職場なので若い人のほうが、やる気も体力もあるし、初心を忘れていないので、親切ということは言える。ただ経験が少ないだけだ。
しかし、母性というかやっぱり、愛情を持って面倒をみるという点において、子育て中ママさん看護師はパワーがあって頼りになる。総じて体力が要求されるが女性に向いている職業だと思う。
4人に1人が老人の時代。もう10年経てばもっと老人だらけになっている。外に出て見ると多いと実感する。一方、面倒みる側世代は少ない。少子化世代で、大事に育てられ面倒をみてもらっても、みることは慣れていない世代だ。一生懸命にやってくれていても老人と同居経験がない人が多いので、年寄りの立場でものを考えることに思い至らない部分がある。経験で身につく類に、少し弱いのだ。
電車内で、見渡せば足の悪い人の多いこと。杖をついている人や、手押し車の人、
あ~、私もすぐかな?予備軍だ。その割には駅の設備が充分とは言えない。エスカレーターやエレベーターを鉄道会社は順次設置して行ってはいるが、場所や資金の確保も大変だ。エレベーターやエスカレーターはホームの一番遠くにあったりして、そこまで行くのが大変なのだ。近くに設置すると必要ない元気な人が我先に乗り込んでしまって、本当に必要な人は待たされる。車内でも、足の不自由な人は、ドア近くの手すりのある端っこに座りたい。でもそこは誰もが座りたがる席で、年寄りや足の不自由な人は、獲得に遅れをとる。残念!
年寄りの受難は今後も続くのだ。医療費の値上げに、病院閉鎖。年金目減り。
オ~、コワッ!!が山盛りだ。
年寄りは、動作が遅い。
年寄りは、同じことを何度も言う。
年寄りは、固いものが噛めない。
年寄りは、老人臭がする。
年寄りは、ものが見えにくい。
年寄りは、しかられたくない。
年寄りは、早口は理解できない。
年寄りは、ついさっきのことを忘れる。
年寄りは、むずかしい話は理解できない。
年寄りは、こどもや小動物が好き。
年寄りは、童謡が好き。
年寄りは、笑うのが好き。
年寄りは、お風呂が好き。
年寄りは、お祭りが好き。
年寄りは、昔話が好き。
年寄りは、話を聞いてくれる人が好き。
年寄りは、触れ合うのが好き。
年寄りは、ほめられるのが大好き。
年寄りは、おはよう、ありがとう、よかったね、が好き。
以上、お年寄りと接する時にわたしは、おおよそこう理解して臨んでいることです。
やがて来る道。老人は子どもであり、神様であり、誰の中にもある自分自身ですかね。
言葉の違いを勉強して覚える前に、私はきっちり認知症になってしまうような!?!
願わくば、食べたのに何にも食べていないとか、卑猥な用語を言うとか、ここに置いたのにないアンタが隠したとかの類のボケ方は、どうぞ勘弁願いたい。
まあ、何やかや案じてもボケてしまえばこっちのもの、恐いものなしかも知れません。なるようにしかならんか!!
☆参考までに今日厚生労働省から発表された世界の平均寿命で、日本人の寿命がまた延びた。
世界一の日本女性は、86,05歳(24年連続)、男性は79,29歳(昨年の3位から4位に)、因みに男性の一位はアイスランド、二位は香港、スイスだそうです。
ピンピン、コロッ!! そうありたい。
確かに年を取ると、童謡がすき等、うなずく項目が殆どです
返信削除